分取LCシステム

K-Prep

K-Prepは、ラボスケールからプラントスケールまで幅広く対応できる自動制御分取システムです。核酸やペプチド、タンパク質、低分子化合物の逆相・順相モードの精製に適しています。PCによる全自動運転が可能で、クロマトデータや計器データを自動記録できます。また、お客様のご要望に合わせたシステムのカスタマイズにも対応します。
K-Prep EXはGMP製造プラント向けの防爆対応設計で、バリデーション対応可能です。

ポイント
  • コンピュータ制御による全自動連続運転
  • 操作はコンピュータとの対話形式で簡単
  • グラジエント溶出で細密な分取も迅速
  • リサイクル分離で経済的
  • ログインセキュリティ機能を装備
  • メンテナンスを重視した設計
  • 防爆対応可能
  • GMP対応可能
  • コンピュータ化システムバリデーションに適合

用途

  • ペプチド、タンパク質の分離
  • 食品、医薬、農薬の中間体の分離
  • 発酵生産物の分離
製品の特長

パソコンによる全自動運転

イベント(インレット切替、ポンプ、カラム流路切替、リサイクル流路切替等)、フラクション条件、送液条件、警報条件をプログラムすることができ、自由度の高いプログラムが作成可能です。

簡単操作のマニュアルコントロール

グラフィック化されたコンピュータ画面のシンボルをマウスでクリックするだけで、システム各部のコントロールを極めて容易に行うことができます。

フローチャート画面(参考イメージ)

自動記録機能搭載

分取クロマトグラムと圧力のデータを自動記録しグラフを表示できます。操作履歴、動作履歴を自動記録します。

モニタ画面

履歴記録

クロマトデータの解析が可能

データ処理画面では、各ピークの理論段数や対称性が表示され、分取作業に必要な情報がすべて記載されます。

法的対応

  • GMP: 各種証明書の提出、各段階にて適格性の評価を実施
  • 電子署名:ID、パスワードの組み合わせによりログイン管理。4段階の操作レベルに分けて登録可能