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日本薬学会第145年会 発表および展示のご案内

2025/03/11

会期:2025年3月26日(水)~29日(土)
会場:福岡国際会議場/マリンメッセ福岡B館/福岡サンパレス


ワイエムシィは、下記内容のポスター発表と併催展示会の出展、新技術・新製品セミナーを行います。 
ご来場の際は、ぜひお立ち寄りください。

 

 ポスター発表 
日 時 3月29日(土)8:30~15:00
(説明時間 13:00~14:00
会 場 マリンメッセ福岡B館1階
展示室(ポスター会場)
ポスターNo. 29P-024一般ポスター発表(A)化学系薬学/医薬化学・生物活性物質⑤)
タイトル Purification of In Vitro Transcription mRNA by Ion-Pair Reversed-Phase HPLC Using
Macroporous Resin: Removal of Double-Stranded RNA Impurities
要 旨 バイオ医薬品産業においてmRNA創薬が飛躍的に増加している。原薬であるmRNAはDNAを鋳型としたin vitro transcription (IVT)により合成されるが、その過程で生じる2本鎖RNA (dsRNA) 副産物はmRNAの翻訳阻害や過剰な自然免疫応答を引き起こすため創薬上の課題となっている。
当社ではIVTにより合成されたmRNAとdsRNA副産物の分離に適した逆相クロマトグラフィー用充填剤を新たに開発し、様々な鎖長のmRNAに対する応用可能性を検証したので本発表で報告する。また、本研究の過程では当社の新規充填剤がdsRNAの除去だけでなく、全長mRNAより短いRNA断片の除去にも有効であることを示す結果を得たので合わせて報告する。

 

 新技術・新製品セミナー 
日 時 3月28日(金)10:50~11:10 会 場 マリンメッセ福岡B館1階
展示室(セミナー会場)
タイトル 逆相HPLCによる最新のオリゴ核酸分離例のご紹介
要 旨 本発表では、核酸の吸着を抑制したバイオイナートカラムを使用し、イオンペア逆相クロマトグラフィーにおけるsiRNAおよび細胞膜透過性が期待されるペプチド-オリゴ核酸コンジュゲートの分離例について、分離条件最適化のポイントを交えて紹介する。
日 時 3月28日(金)11:40~12:00 会 場 マリンメッセ福岡B館1階
展示室(セミナー会場)
タイトル 生産性の飛躍的向上を実現した抗体連続精製プロセスの構築
要 旨 ツインカラム連続クロマトグラフィーシステムを用いた抗体の精製事例を紹介する。
キャプチャー工程では100サイクルの連続精製を行い、シングルカラム法と比較して5倍の生産性を達成した。続くポリッシング工程においては、アニオン交換カラムとカチオン交換カラムを連結して連続的な精製を行い、従来のプロセスと比較して2.5倍の生産性向上を達成した。

 

 併催展示会 
【会期】3月27日(木)~29日(土)
【会場】マリンメッセ福岡B館1階 展示室(ワイエムシィブース:43)
核酸やペプチド、抗体、ウイルスベクターなど、各種モダリティの分離精製に有効なHPLCカラムやアプリケーションを展示します。また、バイオ医薬品や中分子医薬品のダウンストリームプロセスの生産性向上を実現する連続クロマトグラフィー技術や、これらを技術活用したプロセス開発サービスを紹介します。

 

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